簿記の必要性

会社には様々な目的がありますが、その一つが利益の追求です。どれだけ売り上げたのか?どれだけ経費がかかったのか?そしてどれだけ利益が出たのか?など、お金の流れや財産状況を理解できると会社の状況が分かるようになります。もちろん、自分の会社だけではなく、他の会社の状況も分かるようになります。そのため、経営者、会計経理部門はもちろんのこと、投資・営業・企画ほかあらゆるビジネスに関わる人にとって、簿記は、必須アイテムなのです。簿記の考え方を身に着け、財務諸表(会社の状態を示す書類)等を読み取る目を養えば、大きな、武器となります。そのため、就職に、スキルアップに必要とされるのです。

その簿記の考え方がどの程度身についているか?その目安とされるのが、簿記検定です。

難易度

簿記は、基礎的な4級から税理士受験資格となる難易度の高い1級まであります。

そのなかで、最も受験数が多いのが、3級、次に2級です。

 

3級について

比較的、基礎的な内容で、商業簿記で個人商店を対象としたものです。しっかり勉強したならば、70時間~90時間で合格レベルに十分に達します。独学でも十分合格できますが、易しいというウワサでテキストを斜めに読んでも合格レベルには達しません。また、テキストに書かれている初めて目にする用語や、簿記独特の考え方を理解するのに多くの貴重な時間を使い、2倍以上の時間を浪費していまう方々も多いのです。 時間をうまく使えば、2級3級の同日の受験が可能なので同時合格も可能です。貴重な時間を無駄にしないためにも、講座の受講をおススメします。

 

2級について

高校卒業レベルの簿記理解と言われています。が、別の言い方をすると、大学入学レベルと言っても良いでしょう。 商業簿記に工業簿記が加わります。ボリューム的には、3級の3~4倍といったところです。得意分野と不得意分野が出始めるのも、2級からです。商業簿記も3級で学ぶ個人商店から新たに株式会社を前提としたものとなります。商業簿記は、得意分野を作って、分野ごとにひとつずつ制覇することをおススメします。工業簿記は、基礎的な内容で全体的な流れをつかむことが出来れば、まとまった点数を取ることも出来ます。 独学でも合格可能ですが、内容理解に3級とは、比べられないほど時間がかかり、貴重な時間を無駄に過ごしかねません。何らかのスクール・通信等で学ぶのが得策です。

 

1級について

大学で学ぶ簿記をマスターしたレベルです。1級を取得していると大卒ではなくとも、税理士試験の受験資格を得ることが出来ます。税理士試験でも扱わない、工業簿記の原価計算等も学びます。どちらかというと公認会計士の登竜門的位置。合格率は、10%未満です。


学習時間の目安

学習時間は、簿記3級で90~120時間といわれています。もちろん、人それぞれの学習経験によって違いがあります。独学では、120時間以上を必要とすると考えられます。すべて自分で本を読み、内容を理解して、問題を解く、大変な労力です。時間をかけた割には理解程度が低く、途中であきらめる方が大勢います。

 

本講座を受講すると、1回約90分、全講座で15回、約22~23時間です。あとは、問題演習に約40時間。仕上げの本試験レベル問題に約15時間。合わせて 77~78時間。人により集中力に差はあるものの、約80時間程度で合格レベルに達します。

 

目安として、毎日、8時間勉強できれば、10日間、4時間勉強 できれば、20日間となります。仕事をしている方などは、3か月前から準備をしたほうが、良いと思います。

 独学は、このすべてに時間がかかります。要領を得ないと2倍かけても難しい場合があります。

ちなみに、当教室の室長は、2か月半で2級3級同時合格しました。貴方もコツをつかめば簿記は楽しく学習できます。そのコツを掴んでください。

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